公明党神奈川県議団

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動物保護センターの再整備について

赤井 かずのり 議員 (平塚市)

質問要旨

今定例会には、新しい動物保護センター建設に係る予算案と、建設のための基金設立に係る条例案が提出された。

基金について、広く寄附を募るためには、基金の愛称を募集するなどの方法も有効であり、基金の使い道についても、現在は、新しいセンターの建設に限定しているが、建設後は、ボランティアとの協働推進等に目的を変更して基金を継続するなどの検討も必要である。

一方、センターのハード面が整備され、これまでできなかった事業もできるようになれば、ボランティアとの協働が、ますます重要になり、より活動しやすい環境を整えることが必要である。


そこで、新しい動物保護センター建設後の基金の運用は、柔軟性が求められると考えるが、所見を伺いたい。


また、ボランティアとの協働をより進めていくため、どのように取り組んでいくのか、併せて所見を伺いたい。

知事答弁

まず、動物保護センター建設後の基金の運用についてです。

動物保護センターの建替えに当たっては、人と動物との調和のとれた共生社会の実現に向けて、動物を処分する施設から、生かすための施設へと、大きく転換することとしました。

こうした理念を多くの方々と共有するため、建設費に寄附を募ることとしました。

基金の目標額は11億円としており、その達成に向けて、多くの方々のご理解と賛同を得ることが必要と考えています。

議員からご提案いただきました基金の愛称の募集等も含めて、新しいセンターの理念とともに、基金を広く周知するための方法を工夫していきます。

なお、基金の建設後の運用について、お尋ねがありましたが、この基金は、建設のためのものでありますので、まずは、寄附の目標達成に向けて、私自身が先頭に立ち、職員とともに全力で取り組んでまいります。


次に、ボランティアとの協働を進めるための取組みについてです。

犬、猫の殺処分ゼロの達成には、保護した犬や猫の譲渡等にご尽力いただいたボランティアの力が非常に大きかったと認識しています。

ボランティアとの協働をより一層進めるためには、新しいセンターに、ボランティアの皆さんの様々な意見を反映し、活動しやすい施設とすることが重要であると考えています。

そこで、ボランティアの皆さんが活動するために必要な研修室、トリミング用の設備、譲渡会が開催できるホール等を整備します。

今後も、ボランティアとの連携・協働をさらに進め、新しい動物保護センターが、県民の動物愛護の拠点となるよう、しっかりと取り組んでまいります。

要望

動物保護センターについて、まずは作ることが大事だと思うので、基金等についてもしっかりと集められるように知事も先頭に立ってこの基金についても集めていただきたいと思います。