公明党神奈川県議団
中小企業に対するリスキリング支援について
谷口 かずふみ 議員(大和市)

谷口議員質問
労働力不足への対策として、人材確保の取組だけでは十分とは言えず、生産性の向上への取組も不可欠であり、その1つとして、従業員の学び直し、いわゆる「リスキリング」が有効であると考える。
大企業と比較すると時間的にも費用的にも余裕が少なく、自らリスキリングに取り組むことが難しい中小企業に対して、県では、今年度から「リスキリング支援事業」を実施していると承知しているが、県内産業を支える中小企業に対し、 今後、この事業を更に充実させていく必要があると考える。
そこで、今年度から実施している「リスキリング支援事業」について、その実施状況と、今後どのように事業を進めていくのか、所見を伺う。
知事答弁
県では、今年度から新たに、県内中小企業を対象とした「リスキリング人材育成事業」を実施しています。
この事業は、県から委託を受けた事業者が、個々の企業の経営課題等を把握したうえで、それぞれの企業の、従業員のスキルに合わせた最適な学習プログラムをオンラインにより提供することで、中小企業のリスキリングを支援するものです。
実際に受講した企業からは「社内のDX推進に役立った」、「受講するメリットも大きく事業の継続を望む」などの評価をいただきました。
一方、今年度は100社の募集に対し、それを上回る140社の応募があるなど、企業のニーズが高く、実際に受講できない企業が生じました。
また、企業の成長を促すためには、従業員だけではなく、経営者がリスキリングの必要性を認識し、自らの経営スキルを向上させることも重要です。
そこで、来年度は、より多くの企業に取り組んでいただけるよう、募集数を150社に拡大するほか、新たに、経営者向けに、組織改革や経営の基礎力向上等のプログラムを実施したいと考えています。
また、今年度受講した企業に対し、リスキリング事業の実施効果等をヒアリング調査し、今後の事業の改善に活用するとともに、好事例等を収集し、リスキリングの普及につなげていきます。
このように、経営者や従業員に対するリスキリング事業を充実させることで、県内企業の更なる生産性向上につなげてまいります。