公明党神奈川県議団
文字・活字文化の振興について
藤井 深介 議員(平塚市)

藤井議員質問
児童・生徒などの若い世代を中心に、動画やSNSなどの短い文章から情報を入手する機会が多く、文字をじっくりと読むこと、特に新聞や書籍等の紙媒体に触れることや手紙など文章を書く機会の減少により、文字・活字離れが急速に進んでいくのではないかと危惧している。
現在は、大規模な災害の発生や世界的な感染症の流行など、先を見通すのが難しい時代ではあるが、若いうちに文字・活字文化に積極的に触れ、思考力や表現力を育む基礎をつくることがその後の人生において大きな助けになると思っており、若い世代の明るい未来のためにも、県は文字・活字文化の更なる振興に取り組む必要があると考える。
そこで、若い世代を対象とした文字・活字文化の振興について、どのように取り組んでいくのか、所見を伺う。
知事答弁
国が昨年度に実施した調査では、6割以上の人が「1か月に本を1冊も読まない」と回答しており、この文字・活字離れの傾向は、若い世代ほど高くなっています。
こうした傾向に対し、県は豊かな人間性を育むためにも、子どもの頃から、文字・活字に触れる機会を増やしていくことが重要と考えています。
そこで、神奈川近代文学館では、夏休みに、絵本や童話などをテーマとした、親子で楽しめる展覧会を毎年開催するなど、文字・活字に親しむ取組を行ってきました。
また、近代文学館に足を運ぶきっかけとなるよう、アニメやゲームとのコラボレーション、ウェブ上のデジタル文学館など、若い世代に向けた事業を積極的に展開しています。
さらに、県内の中学校、高校と近代文学館が連携して、文学をテーマとした学校でのパネル展示や、図書委員向けのイベントも開催しています。
加えて、県教育委員会でも、子ども読書活動推進フォーラムを県立図書館で開催するなど、取組を進めています。
こうしたことにより、県は文字・活字に触れる機会の充実を図り、その大切さを引き継いでいけるよう、しっかりと取り組んでまいります。