公明党神奈川県議団

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教員の働き方改革をサポートする仕組について

鈴木 ひでし議員(横浜市鶴見区)

鈴木議員質問

 教員の業務負担軽減のため、様々な取組が実施されているが、依然として長時間勤務等は解消されず、特に小・中学校は深刻である。
県教育委員会として、市町村の学校現場の教員から、どういったことで困っているのか、その解決のために何が求められているのか、生の声を聞いて、働き方改革の効果的な対策を考える必要がある。
また、学校現場の教員が、気軽に教員委員会へ声を届けられるようにするためには、ICTの活用が有効である。
そこで、ICТを活用して、こうした現場の教員の生の声を聞き、過重労働の改善の実現につなげていく仕組、いわば「教員のサポートデスク」といったものの導入を提案したいと考えるが、所見を伺う。

教育長答弁

 教員の働き方改革を、より実効性のあるものとするうえで、当事者である教員の声を聞くことは重要です。
 県教育委員会ではこれまで、アンケート等により、県立学校の教員から、働き方改革に関する意見を聞いてきました。
 その中からは、例えば、外部人材の積極的な活用や、内部管理事務の様式の統一化など、現在の取組につながったものがあります。
 議員ご提案の「教員のサポートデスク」は、働き方改革に関する、市町村立学校も含めた教員の声を、継続的に聞く取組として、有効な手法の一つと考えています。
 その導入にあたっては、ICTを活用し、例えば、AIチャットボットによるLINE相談や、専用アドレスによる目安箱の設置など、教員がいつでも気軽に、意見できる手法を検討する必要があります。
 県教育委員会としては、こうした教員の意見を聞く仕組について、今後、市町村教育委員会とも調整しながら、検討してまいります。